結婚生活の意義とは何か

結婚しても、離婚する人の割合が戦後から比べ大幅に上昇している。一度は生涯を共に過ごすと決めた運命の相手であるのに、離婚してしまうのは何故なのか?結婚することに対しての意義を見いだせていないのでしょうか?この原因を時代背景から考えてみます。

結婚する最大の利用は子孫を残すこと

結婚をするという事は、家庭を築くということです。夫婦二人の家庭もあれば、子供のいる家庭もあります。しかし、結婚する夫婦は結婚して一緒に暮らす事が目的ではなく、夫婦で子供を産み子育てをする事が目的とする夫婦の方が多いです。ところが、子育ては子供が成人し独立すると途端にすることが無くなります。夫婦生活の中心に位置していた子育てが無くなってしまうと、夫婦でいる必要が無くなり離婚してしまうケースが多々あります。
また、女性が一人で生計を立てられる様になっている事も、離婚率の上昇に繋がっていると考えられます。以前では男性が働きに出て女性は家事をする生活が基本でしたが、時代が変わり女性でも生活するために十分な稼ぎを得られるようになっています。これらが、結婚生活を続けていく理由を見失う原因となっていると推測できます。

離婚相談に対しての抵抗が低下

離婚率の上昇に伴い、離婚という行為が身近で発生する様になりました。親族や友人や知人が離婚することが珍しいことでは無くなりつつあります。さらには、離婚率が上昇するとメディアで離婚率上昇のテーマが取り上げられる機会増えることになります。それにより、離婚に対しての抵抗がさらに低下していきます。
戦後であれば、離婚となると当事者以外の親族や地域の人達の好奇の目にさらされることになっていました。しかし、親族同士でもお互いのことに干渉することが少ない家系が増加しております。さらには、都会を中心に近隣住民との関りが無くなっているため、噂話が起こる事も少なくなりました。こういった生活の変化も離婚率の上昇を手伝っているようです。ネットで他人に離婚の相談をしやすいというのも拍車をかけています。

一つ屋根の上で暮らす事へのストレス

人間の本質として、自分以外の他人に自分自身を支配されたくないという願望があります。それ故に、夫婦とはいえ元々は赤の他人であった人に自分自身の生活について指図される事に大きなストレスを感じます。結婚する前には気付かなかった行動パターンの違いや衣食住に対するこだわりの違いが、お互いのストレスになります。そういったストレスも、子供のいる間は子供が緩衝材になることで、耐えることが出来ていました。しかし、子供の独立と共にどちらか一方、もしくは両方の我慢が限界に達した時に離婚するという決断がなされます。
個人の自由について重んじられる様な時代となり、ますます離婚して自由になりたいと思う人が増えたのではないでしょうか。時代の変化に伴い、結婚生活のあり方も変わる必要があるのかも知れません。離婚になる前に相談をしっかりするようにしましょう。